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(3)交感神経よりも副交感神経が優位になる夜間の夕食後30分後ぐらいに、ゆっくりと深呼吸をしながら歩く。腸に適度な刺激が加わる。
摂取するヨーグルトは自分の好みで選べばよいというが、ビジネスパーソンには手軽なドリンクタイプもおすすめ。さまざまなヨーグルトが発売されるなかで、乳酸菌が生きたまま腸まで届くヨーグルトもある。
●ヨーグルトと生活習慣の改善がカギ
じつは乳酸菌やビフィズス菌のほとんどは、胃酸や胆汁酸によって胃腸と十二指腸で死滅してしまうのだ。フランスに本社がある食品メーカー、ダノン・ジャパンの「ダノンビオ」に含まれる「BE80菌」は、生きたまま腸まで届く強い耐性を有するビフィズス菌だ。健康な成人を対象に「BE80菌」を含む発酵乳と加熱処理でビフィズス菌を殺菌した発酵乳を摂取させたところ、前者を摂取した被験者に排便頻度と排便量が増加し、さらに腸管通過時間が短縮したことが確認された。
いわば便通改善効果のエビデンスを持ったヨーグルトだ。
もちろんヨーグルトの摂取は魔法でない。小林教授がアドバイスした生活習慣の改善を実行して、初めてヨーグルトの効果を期待できるのである。だが生活に限らず、習慣の改善は容易ではないのではないか。この疑問に、小林教授はこう回答する。
「『できない』という人がいるが、やろうとしていないだけです。意識すれば必ずできます。意識は行動を大きく変えるものなので、生活習慣の改善を意識して12月を過ごす人と意識しないで過ごす人とでは、天と地の開きが出るでしょう」
何かと忙しくなる12月、そして年末年始を迎えるにあたり、意識を改めて生活習慣を改善し、仕事においても高いパフォーマンスを上げられる健康状態をつくっておきたいものだ。
(構成=編集部)
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