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2023.03.03 11:18
2019.01.24 21:20
片田珠美「精神科女医のたわごと」
天皇へ直談判要求報道の小室圭さん母、「自己の過大評価」「視野狭窄」で「認知」のずれか
視野狭窄
秋篠宮さまの厳しいお言葉を聞いた佳代さんが、「破談になったら大変なので、眞子さまとの結婚にこぎ着けるためなら何でもする」という心境になり、周囲が見えなくなった可能性も考えられる。つまり、視野狭窄に陥ったわけである。
以前から佳代さんは「息子のためなら何でもする」と口にしていたと報じられている。これは、美談に聞こえるかもしれないが、その結果周囲が見えなくなって暴走したら、モンスターペアレントになりかねない。
佳代さんは、芥川龍之介の「子供に対する母親の愛は最も利己心のない愛である。が、利己心のない愛は必ずしも子供の養育に最も適したものではない。この愛の子供に与える影響は―少くとも影響の大半は暴君にするか、弱者にするかである」(『侏儒の言葉』)という言葉を肝に銘ずるべきである。
想像力の欠如
本来、交渉すべき相手はご両親の秋篠宮ご夫妻のはずなのに、それを差し置いて両陛下と直接交渉したいと要求したことが、秋篠宮ご夫妻のお耳に入ったら、どう思われるか、ちょっと考えればわかりそうなものだ。秋篠宮ご夫妻では交渉相手として役不足なので、より上位にいらっしゃる両陛下と交渉したいと要求しているとすれば、気を悪くされるに違いない。
そのことに考えが及ばない想像力の欠如は、小室さん母子のほとんどの言動に認められる。その最たるものが、先日母親の「借金トラブル」は「解決済み」であるとする文書を公表したことだろう。
母親の元婚約者はすぐに反論したが、こういう反応が返ってくることを想像できなかったのは、「認知」のずれ以上に深刻だと私は思う。したがって、元婚約者との協議が始まっても、両者の間の溝はなかなか埋まらないのではないかと危惧せずにはいられない。
(文=片田珠美/精神科医)
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