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『検察の罠 小沢一郎抹殺計画の真相』はなぜ売れた?

“豪腕”森ゆうこ語る「処女作ヒット」「小沢一郎バッシング」

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――有権者から、その記事の件で問い合わせはありましたか?

 私のところには「あんなデタラメを使ってまで、”小沢降ろし”をするのか」という怒りの声しか来ていません。週刊誌を読んでみましたが、本当に奥さんが書いた手紙かどうか疑ってしまいます。一部、改ざんされているという話も聞きますし、筆跡が違うという話も聞きます。我々が知っている範囲でも、事実関係が全く違います。そもそも、夫婦のことは、どちらか一方が全部悪いということはありません。この問題で小沢先生が何か発言するようなことは、今後もないのではないでしょうか。もともと小沢先生は、誰に何を言われようが、そのことで相手を批判するようなことはしません。よく、小沢先生の元を離れて、自分を正当化するために小沢先生に対して批判的なことを言う人がいますが、小沢先生はそれに反論することはない。永田町の政治家は嫉妬心が強い気がします。これだけ攻撃され、これだけ叩かれているにもかかわらず、小沢先生のもとに人が集まることに対し、妬み、嫉みがあるのではないでしょうか。

――嫉妬の対象になるほどの、小沢一郎の魅力とは何でしょうか?

 大局観というか、先見性があるところが魅力じゃないですか。

――今後、新党結成の流れの中で、小沢氏が総理大臣になる可能性については?

 一度、総理大臣をやっていただきたいと思います。それこそ小沢先生がかねてから言っている内閣法制局の答弁禁止も小沢総理なら実現できる。首相や閣僚は、官僚依存を脱し、安全保障についての憲法解釈や自衛隊法の解釈をどう考えるのかということに始まり、細かいことはさておき、政治家としての考え方をあらゆる政策について答えなければならない。小沢先生はそれができる。そして、強いリーダーシップを発揮していただき、まさしく私たちが政権交代で約束したこと――日本の仕組みを変えて、「国民生活が第一」の政治を実現しなければなりません。そのためには、まず「小沢は真っ黒」というイメージを払拭する必要がある。小沢先生も完璧な人間ではありません。良い面も悪い面もあります。ただ、現状は正しい評価がされていないし、マスコミの良識に頼っていても無駄だと、この3年間で痛感しました。ならば自らツイッターやブログで情報を発信していこうと思い、積極的に活用してきましたが、ネットの情報にアクセスできない人もいます。そこで今回『検察の罠』を書きました。小沢総理を実現するために、そして何より日本の民主主義を守るために、この本を書きました。これからの闘いは厳しいとおもいますが、全然悲観はしていません。物事は思わぬところで大きく変わることがある。私の中には小沢総理実現に向けて、大きなビジョンがあります。もちろん、小沢先生に頼っているだけでなく、私たち自身が政治家として、もっといろいろな力をつけないといけないと思います。
(構成=本多カツヒロ)

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●森ゆうこ(もり・ゆうこ)
本名・森裕子。1956年、新潟県生まれ。一男二女の子育ての傍ら、99年、同県横越町町議選に初当選。01年、参議院選挙(新潟県選挙区)に自由党公認で立候補し、初当選。03年、民主党に合流。07年、再選。12年、消費増税関連法案に反対の立場を示し、民主党に離党届を提出。
公式ブログ http://www.mori-yuko.com/

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