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本書によれば、食品ごとに法律で決められているわけではなく、製造者が材料の鮮度や加工時の衛生状態、保存状態などから、ガイドラインに沿って設定しているという。
ゆえに、食品ラベルには「製造者」というカタチでなんらかの名前が入っている。例えば、どこかのスーパーの店長が刺身の賞味期限を3年先に設定して販売しても法的には違法ではない。ただ、その腐り果てた刺身を食べてお腹を壊した人がいた場合、製造者が責任をとり、食中毒を出した店舗は営業停止○日などのペナルティが課されることになる。
本書は世間で話題になっている食べ物や食品添加物について科学的な見地から解説する一冊だ。添加物は怖い。ジャンクフードは体に良くない。漠然とこういったイメージを持っているかもしれないが、実際はどうなのか。外から入ってくる情報を鵜呑みにするだけではなく、賞味期限や消費期限の意味やラベルの読み解き方やポイント、読み解くために必要な知識を知り、商品のラベルを見て自分で判断をして決めることが大切なのだろう。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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