「こうした情報戦争は、コンピューターがインターネットにつながっていれば、誰でもできることです。そして、今回は北朝鮮が狙われましたが、いつ日本の防衛システムが狙われるか? 残念ながら日本は、ハッカー戦争に対する準備ができていませんし、ハッカーそのものに関して単純に刑法の犯罪なのか、あるいは安全保障そのものを脅かす存在であり戦争や自衛権の範囲なのかの定義もできていない状態なのです。数名の情報士官だけで対処できる問題でもありません。中国では五毛党という、ハッカー工作を行う民間の組織と(公然だが)秘密裏につながったりと、かなり情報戦に力を入れています。少なくとも日本も、ハッカーの攻撃を防げるように、法分野をはじめとする整備を急がなければなりません」(同)

 まさに、情報戦争の中にいる日本。北朝鮮のことを笑って見ていられないのが現状なのである。
(文=宇田川敬介/国会ジャーナリスト)

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