読んでいない本を30冊手元に置いておく。ビジネスセンスをアップさせる読書術の画像1
※画像はイメージ(新刊JPより)。

 ビジネスセンスを高めるうえで、読書は欠かせないものだ。

 書店に行くとさまざまなビジネス書が売っていて、それこそ人の悩みの数だけ存在すると言っても過言ではない。知識を身につけたい、人間関係を良くしたい、新たなビジネスモデルを知りたい、コンプレックスを乗り越えたい。そこに転がっているさまざまなニーズを眺めるだけでも、ビジネスに役立つのだ。

 しかし、だからこそ迷ってしまうのが、どんな本を読んだらいいのかということだ。
また、買ったはいいがちゃんと読まないともったいない。積読なんてもってのほか。そう考える人もいるだろう。

 しかし、YouTubeチャンネル登録者数約104万人の講演家・鴨頭嘉人さんは次のように言う。

「読んでいない本を常に30冊手元に置いておきなさい」

 つまり、30冊を常時積読しておくことをすすめているのだ。一体なぜか? それは、「本はいつでもどこでも読める」からこそ、「読もう!」と思ったタイミングで本がないのは損失だというのだ。

 確かに本はどんな時でもそのものさえあれば、隙間時間に読むことができる。例え手が空いている時間が細切れであっても、確実に読み進めていくことが可能だ。

 同じく質の高い情報を手に入れることができるものとして鴨頭さんはセミナーをあげているが、セミナーは「場所と時間と移動時間」という制約があると述べる。

 「読んでいない本が30冊ある」と考えるのではなく、「これから読む本を30冊貯めている」と考える。これが鴨頭さんの“読書法”なのだ。

■どんな本を選ぶべきか。その3つのパターンでビジネスセンスを上げる

しかし、やみくもに30冊積読するよりは、しっかり本は選びたいところだ。 鴨頭さんの著書『究極の読書法~購入法・読書法・保存法の完成版』(かも出版刊)から、本の選び方についてご紹介しよう。

●コア分野の本をまず10冊積む

 まずは「コア分野」の本をまず10冊用意しよう。コア分野とは、自分の専門としている分野のこと。鴨頭さんの場合なら、講演家という仕事からスピーチ関連の本ということになる。気になるタイトルを直感で購入しよう。

 また、その周辺の情報・知識にも目を配りたい。スピーチに関するものならば、緊張やあがり症といったこともジャンルに含まれてくるだろう。

●新しく取り入れたい分野を10冊積む

 これは、今自分が興味を持っている分野の本のことだ。例えば『嫌われる勇気』を読んでアドラー心理学に興味を持ったとしたら、その関連の本を10冊読んでみる。10冊読めば、どのような心理学なのか理解できるはずだ。

 また、世の中の人たちの心をつかんでいるベストセラー作品から探すのもいいだろう。分析者の視点を持って本を手にすることで、ビジネスアンテナを鍛えることにつながる。

●まったく知らない分野を10冊積む

 こちらは前者と正反対で「興味のない分野の本」を10冊読む。実はこれが、鴨頭さんが提唱する読書法の特徴的な部分の一つ。専門領域だけで勝負していても、いつかは頭打ちになる。そのときに全く別の分野で得た情報が状況を打破するきっかけになったりするのだ。

 興味のない分野だと、そのジャンルの棚にすら行かないこともあるだろう。だから、まずはベストセラーランキングを見てみる。その中から自分に興味のない分野を選んでみる手法がおすすめだ。

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