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GU、大人男性が着ると“危険な”商品5選…タイダイ・カモフラ・チェックは要注意?

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio
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GUの店舗(「wikipedia」より/わたらせみずほ)

 ファストファッションブランドの王者・ユニクロの兄弟ブランドであり、リーズナブルさとトレンドデザインをウリにしているGU(ジーユー)。

 GUの柚木治社長が昨年12月に「ファッションを低価格で提供するのが使命だ」と宣言し、2021年から最大3割値下げして商品を提供していくという、強気の発表をしたことでも注目を集めていた。

 コロナ禍でありながら業績も好調のようで、GUを展開するファーストリテイリングが今年1月に発表した2021年8月期第1四半期決算によると、GU事業の売上収益は4.9%増の765億円、営業利益は9.9%増の136億円と増収増益を達成している。

 しかし、基本的にGU服は若者がメインターゲットとされているため、大人には着こなしが難しいアイテムや、10代後半~20代前半でないと似合わないアイテムも少なくない。

 そこで今回はGUの春アイテムのなかで、大人世代にはおすすめできない服をセレクト。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「この春、買ってはいけないGUの服5選」をリストアップし、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめできない理由を解説していただいた。

 今回、以下の3つを基準として選定した。

・ファッションビギナーが着るとダサくなる可能性が高いこと

・“最先端のおしゃれ”すぎて一般ウケしない場合があること

・無理に若ぶっているように見えるなどして女子ウケが悪いこと

 では、「買うべき・買ってはいけない調査班」が選んだ「この春、買ってはいけないGUの服5選」を紹介していこう。

ワイドフィットスウェットプルパーカ(長袖)(タイダイ)/2490円(税込、以下同)

 全面にタイダイ染めが施されたプルタイプのパーカ。身幅はワイド、丈はやや短めで、裏毛スウェット素材となっている。カラーバリエーション(カラバリ)はグレーとピンクの2色展開。

「白地にグレーのまだら模様と、白地にピンクのまだら模様の2色展開ですが、そもそもタイダイ柄はエッヂが効きすぎていて若者向け。大人男性が着るにはちょっとキツイのではないでしょうか。特にピンクは無理して若者ぶっていると思われてしまう可能性が高そうなので、避けるべきだと思います。ただ、グレーのほうであれば、色味はモノトーンなので、上手に着こなせる大人男性もなかにはいるでしょう」(堺屋氏)

ストレートスリットジーンズNT+E/2990円

 裾にスリットを入れたストレートタイプのジーンズ。腰回りをすっきり見せられるデザインとなっている。カラバリはダークグレー、ブラック、ブルーの3色展開。

「スリットが入っているため裾が広がっていて、フレアデニムのようなシルエットになっています。また、脚の前面に縫い目が入っていて、ちょっとしたバイカラーのようにもなっているんです。この裾広がりシルエットやバイカラーっぽいデザインを穿きこなすには、ファッションセンスが問われますので、これまで服にあまり興味がなかった方は手を出さないほうが賢明でしょう」(堺屋氏)

マウンテンパーカ3レイヤーファブリック(カモフラ柄)/3990円

 ハイブリッド素材のマウンテンパーカで、風の侵入を防ぐ防風、水を弾く撥水、水を染み込みにくくする耐水圧、蒸れにくくする透湿の4つの機能が備わっている。マチ付きの大きめポケットがデザイン的なアクセント。このアイテム自体はブラック、ダークオレンジ、カーキ、ネイビー、カモフラ柄の5パターン展開している。

「ズバリ、『買ってはいけない』のはカモフラ柄のみ。カモフラはワイルドな雰囲気が醸し出せる柄ではありますが、やはり若者向けのデザインといった印象で、大人男性が着ると“無理してイキッている”雰囲気が出てしまいがちなので注意が必要です。逆にいうと、カモフラ柄以外はカッコいいのでアリでしょう。ちなみにカラバリのうちブラック以外は、バイカラーデザインになっているんですが、スタイリッシュでいいと思います」(堺屋氏)

ワイドフィットスウェットキーネックシャツ(長袖)NT+E/1490円(値下げ後価格)

 メキシカンパーカをデザインソースにしたスウェットシャツで、UネックとVネックを掛け合わせたような首回りとなっている。身幅を広くして着丈を短めにしたワイドフィットシルエットもポイント。カラバリはブラック、ナチュラル、ライトパープルの3色展開。

「トレンドを意識したデザインなんでしょうが、首回りの形状がちょっと変わっているので、ファッションに無頓着な人は着こなすのが難しそう。特にライトパープルは文字通り薄めの紫なので、大人男性とは相性が悪いと思います。ライトアウターとレイヤードしてコーデするならまだいいですが、このアイテムをトップスのメインにするのはやめておいたほうがいいかもしれません」(堺屋氏)

CPOチェックシャツ(長袖)/990円(値下げ後価格)

 厚みのあるヘビーツイル生地でしっかり感を出したCPOシャツで、肩を落としたオーバーサイズとダブルポケットがデザインのウリ。カラバリはオフホワイトとオリーブの2色展開。

「チェック柄はファッションにおける定番も定番ですが、実はオシャレ感度が高くないと着こなすのがけっこう難しいんです。一歩間違えると、平成時代のオタクファッションのようになりかねません。ですから、センスに自信がない方は選ばないほうがいいでしょう。ちなみにカラバリのオリーブはより一層着こなす難易度が高いので、もし購入するならばオフホワイトのほうがまだいいでしょう」(堺屋氏)

 誤解なきようお伝えしておくと、今回紹介した5品は基本的に流行を押さえたオシャレなアイテムである。ただ、やはりトレンドデザインは主に若者向けであり、大人男性が着こなすのが難しいケースが往々にしてあるということだ。特にタイダイ、カモフラ、チェックといった柄モノアイテムはカッコよく着こなすにはセンスが必要であるということを覚えておいてもらいたい。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」 from A4studio)

※情報は2021年3月12日現在のものです。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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