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2023.06.02 21:52
2013.05.01 11:00
牛窪恵の女ゴコロがブームをつくる! 第10回「制服ブーム」
アラフォー女性、制服ブーム?「娘と一緒」「懐かしい」が“ままも族”の消費を刺激
やがて、通販大手のセシール(「Cupop<キューポップ>」ブランド)やドン・キホーテまでが、なんちゃって制服を目玉商品として扱うように。その頃から、今度は少し上の女子大生たちが、「みんなでなんちゃって制服を着て、ディズニーランドに行く」という遊びを、“ごっこ感覚”で広め始めた。
都内の女子大に通うA子さんも、その一人だ。
「制服って、友達と一体感が味わえるじゃないですか。“チーム○○”みたいな感じ。私、高校も制服がなかったから、そういうプレイが、今になって楽しいんです」
こうした女子大生の動きまでは、なんとか理解できる。
では、そのブームがなぜ、40代のママたちにまで及んだのか?
(セシールの中学・高校生向け通販サイト「Cupop<キューポップ>」でも、なんちゃって制服が人気)
昨年、私はある企業との共同調査で、40代の主婦たちに、徹底したグループインタビューをおこなった。そこで、衝撃の事実を耳にしたのだ。
「最近、入学式に娘とペアで『なんちゃって制服』を着て来るママ、いない?」
「あぁ、うちの学校にもいたよ! ちょっと引くけど」
「でもなんか、楽しそうだよね」
その後のインタビューでも、主婦らに「見たことありますか?」と振ってみたところ、なんと複数の中学・高校で、「なんちゃって制服」姿で入学式に参列するママたちが目撃されていたのだ。
いったい、なぜ?
そういえば数年前、私がCONOMiについて取材した際も、代表取締役・相浦孝行社長はこう言っていた。
「うちの店でも、お母さんたちが娘以上に『カワイイ!』と、なんちゃって制服の前で目を輝かせ、『お母さんの時代にもこんなのがあったらなぁ』と、うっとりするママたちをよく見かけますよ」
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