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IIJmioかUQ mobileかワイモバか…最適な“格安SIM”サービはここだ!

文=橘 鈴司

ベストな格安SIM提供事業者とは?

【安定重視タイプ:IIJmio】
 格安SIMの火付け役ともいえるIIJmioは、12時台、18時台の通信速度が下がる傾向があるものの、安定しているサービスといえる。高速データ通信用クーポンを普段の通信では使わないようにするクーポンのOn/Offアプリを提供するなど、コストパフォーマンスを重視した格安SIM提供事業者だ。ドコモ回線、au回線の両方が選択できるのよい。

【スピード重視タイプ:UQ mobile】
 高速データ通信サービス「WiMAX」を提供するUQ mobileだが、全格安SIMの中でダントツに速度が速いことで知られている。しかしながら利用できる条件も限られており、au回線のみの提供となる。SIMロックを解除することによりドコモの端末を一部利用できるものがあるが、対応できる機種が限られるのはデメリットのひとつといえる。

【コストパフォーマンス重視タイプ:ワイモバイル】
 ソフトバンク回線を使うワイモバイルは、料金こそ他社とあまり大差はないが、プランによっては利用できるパケットの容量が他社よりも多い。また建物内では安定する場合が多く、喫茶店でゆっくりしながらインターネットを利用したり、テザリングによるパソコンでのネット接続を行うユーザーにはおすすめだろう。

 このように、格安SIM戦国時代ともいえる今日では、これまで携帯電話といえば3社しか選択肢がなかった時代から、ライフスタイルに合わせて事業者を選択できる時代となっているといえよう。格安SIMは、3大キャリアのような解約手数料が要求されないことも多く、生活環境の変化によってカジュアルにSIMを切り替えることも可能だ。

 2019年からは、SIMフリー端末も今まで以上に多くリリースされ、さらに各社の顧客獲得競争が激化することが予想される。

 今、大手3キャリアとの契約で通信費用が家計を圧迫していると考えている方は、1万円弱の途中解約手数料を払ってでも、格安SIMに早く切り替えることをおすすめしたい。
(文=橘 鈴司)

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