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判事から囚人服姿の理由を聞かれた張は「刑務所の担当者が私服に合うような下着を支給してくれないからだ。これは女性としては当然の要求だ。その願いを聞き入れてくれないから、私は囚人服のままで現れたのだ」と証言。最終的に、逮捕時に持っていた荷物のなかにあった下着を提供されて、裁判が再開されたという。
このほかにも、張は裁判所が選定した弁護士を解任し、張自身で弁護すると言ってきかず、弁護士なしで裁判を受けている。さらに、流暢な英語を話したかと思えば、判事の簡単な質問に「YES、NO」で答えず、「わからない」とだけ答える場面もあった。
このような張の奇妙な言動が12人の陪審員に不信感を抱かせ、結果的に有罪判決を下されたともいえそうだが、これらの言動は「スパイ説」を覆すための単なる狂言なのか、あるいは確信犯なのか、精神的に異常な部分があるのかなど、現職の米大統領の別荘への侵入事件だけに謎は尽きない。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)
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