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では、自身が法律顧問を務めるブロードリンクの株主である朝日生命のことを“忖度”して、朝日生命に悪くならないように報告書をまとめることがあるか、を検討するに、
(1)「朝日生命が運営する朝日生命体操クラブを指導する塚原夫妻」のことを悪く書かれたことを理由に、朝日生命がブロードリンクの株式を大量売却するなどして、ブロードリンクの株価を下げることによって、岩井弁護士が法律顧問を務めるブロードリンクにダメージを与えることがあるかどうかについては、機関投資家としてあり得ない話でしょう。
(2)「朝日生命が運営する朝日生命体操クラブを指導する塚原夫妻」のことを悪く書かれたことを理由に朝日生命のイメージが悪化することがあるかどうかについては、確かに悪化するかもしれません。しかしながら、そのことを原因として朝日生命が、ブロードリンクの株式保有政策を変化するとは到底考えられません。
とすると、特段、利害関係もなく、問題はないと考えられます。
正直なところ、岩井弁護士が委員長就任にあたり、上記の日弁連の指針をことさら無視して行動することは考えられませんし、“風が吹いたこと”で“桶屋が儲かる”方式に似たような「関係性」をほじくり出してツッコミをいれるのは、かえって、弁護士の活動として問題があると思料します。
(文=編集部)
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