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googleやNASAも実践! 脳と体の疲れをとる積極的仮眠“パワーナップ”のすすめ

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※画像:が『脳と体の疲れをとる仮眠術』著:西多昌規/青春出版社

 「午後になると眠気が襲ってくる」「やる気が湧いてこない」「ちょっとしたことでイライラしやすくなった」…これらの症状の原因の一つとしてあげられるのが「睡眠不足」です。

 睡眠不足がたたると仕事の作業効率が落ち、判断ミスも増えてきます。でも、なかなか解決する方法が見当たらない…。そんなときは「パワーナップ」を実践してみてはいかがでしょうか。

■1日8時間睡眠は本当に理想的?


 よく、理想的な睡眠時間として「8時間」がいいといわれますが、果たして8時間睡眠はベストなのでしょうか? カリフォルニア大学サンディエゴ校のダニエル・クリプキ教授の調査では、もっとも長生きしたのは、睡眠時間が7時間の人たちだったのです。さらに、高齢者に絞った調査ではもっと短い5時間~6.5時間という結果になりました。ここからクリプキ教授は「一晩に6時間半から7時間の睡眠が理想的だ」と結論づけます。

 しかし、「6時間半から7時間じゃ足りない」という人もいれば、「そもそもそんなに長く睡眠時間がとれない」と悩む人もいるでしょう。それをカバーするために、精神科医の西多昌規さんが『脳と体の疲れをとる仮眠術』(青春出版社/刊)で提唱しているのが「パワーナップ」です。

■「パワーナップ」が作業効率を劇的に高める


 「パワーナップ(Power nap)」とは、アメリカのビジネスシーンでとり入れられている「短時間の積極的仮眠」です。「nap」は昼寝を意味する言葉で、「Power up」をもじってつけられました。仮眠時間はだいたい15分~20分程度。

 日本でも近年、午後のちょっとした仮眠がビジネスや仕事の効率に与える良い影響が叫ばれていますが、まだまだ浸透しているとはいえません。西多さんが勤めるクリニックには「日中の強い眠気」に悩みを感じている人が数多く来院するといいます。この「パワーナップ」はそうした悩みを吹き飛ばしてくれる一助になる可能性があります。

■大企業では当たり前になりつつある「パワーナップ」


 「パワーナップ」は世界的企業で制度として続々と採用されています。有名どころでは、スポーツ用品メーカーの「ナイキ」、検索最大手の「グーグル」、アイスクリームで有名な「ベン&ジェリーズ」、インターネットサービスの「AOL」など、社員用の静かな仮眠部屋を用意し、「パワーナップ」の活用を奨励しています。