
ハンバーガーチェーンで不動の人気を誇るモスバーガー。国内に1253店舗(2021年5月末時点)を出店し、シンガポール、タイ、台湾、香港などの海外諸国にも積極的に展開するビッグチェーンだ。
そんなモスバーガーを運営するモスフードサービスの2021年3月期(2020年4月~2021年3月)連結業績を見てみると、売上高が719億7200万円と前年同期比104.3%を記録している。純利益では9億9700万円の黒字で前年同期比は173.1%。
厳しい状況が続く外食産業のなかでも比較的好調のモスバーガーは、多くの消費者から愛され続けるだけあって、美味しいメニューが取り揃えられている。今回は、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が独自にリサーチし、ピックアップした「この夏、買うべきモスバーガーのメニュー5選」を紹介していきたい。
海老カツバーガー/410円(税込、以下同)
はじめに紹介する「海老カツバーガー」は、2020年10月10日付当サイト記事『モス、新しくなった「モスバーガー」が感動的ウマさ!この秋試してみるべき激ウマ商品5選』と、同年7月6日掲載『モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選』で、すでに紹介済みだ。そこでは味のバランスの良さやエビのプリプリ感に言及したが、本品は今年5月20日にさらにリニューアルを遂げたという。
従来は下のバンズに塗っていたアメリカンマスタードをカロリーハーフマヨネーズに変更。それによって、キャベツの上に乗ったレモンタルタルソースと海老カツとのバランスがさらに良くなったとのことだ。
プリっとした海老のむき身をサクッと揚げた定番の人気商品だが、リニューアルにより「さらに美味しくなった」とSNS上で好評である。実食し、豪快に盛られたシャキシャキのキャベツとともに海老カツを口に頬張ると、評判通り全体的なバランスは以前よりも整っている印象。プリプリのエビにサクッと噛める衣、レモンの風味が香るソース、すべての美味しさが、マヨネーズの存在によって、より際立つようになったといえる。
テリヤキバーガー/380円
続いては定番商品の「テリヤキバーガー」。こちらは、チャンネル登録者数 240万人(2021年6月22日現在)の「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」を運営するお笑い芸人・江頭2:50の発言が話題になった。
6月11日にアップされた「江頭55歳、初めてのマクドナルド」で、江頭は“モスバーガーのテリヤキバーガーが一番好き”と発言。ほかにも、モスバーガーのテリヤキバーガーをひたすら絶賛する江頭に、スタッフが「そんなに美味いのか」と尋ねると、「モスバーガーのテリヤキすごいよ。レタスがシャキシャキしてて」と興奮気味に回答。
実食してみると、先のコメントの通り、厚いレタスの層が歯ごたえの良さを生んでいてとても美味。バンズのふっくらとした食感も具材との相性◎。充分な量のマヨネーズに、テリヤキソースのしっかりした味付けがやみつきになる。