キッチン換気扇フィルター、我が家はダスキンよりスターフィルターを選んだ理由

　キッチンのなかでも掃除が悩ましい場所のひとつであるレンジフード。最近は面倒な掃除をラクにするために、換気扇を汚さない対策として換気扇フィルターを使用する方が増えたように思います。5年ほど前から我が家でも使い始めましたが、掃除のしやすさを実感しています。ダスキンのフィルターをしばらく定期交換していたのですが、スターフィルターを試す機会ができたので実際に使い勝手を比べてみました。

初回のみアルミ枠の購入が必要

　フィルターを取り付ける専用のアルミ枠が必要です。フィルターとセットになっているスターターセットを注文しました。2回目からは交換フィルターのみを自分のペースで購入します。

　ダスキンの場合は4週間に一度、自宅へ届けてくれます。自分で注文をしなくても定期的に届くので、交換を忘れる心配はありません。ただ、我が家は油を使った料理がそこまで多くないので、ひどく汚れていないタイミングでの交換は少し早いように感じました。スターフィルターも定期便が始まったようです。メール便でポストに届けてくれるので、外出などのタイミングを気にせず受け取れます。

　フィルターを並べてみました。分厚さはほぼ同じですが、素材が少し違います。触ってみたところダスキンは柔らかく、スターフィルターは少し硬めでした。

アルミ枠の形状によって掃除の手間が違う

　フィルターにそこまでの違いはありませんでしたが、アルミ枠の形状が大きく違っていました。

ダスキンのアルミ枠

スターフィルターのアルミ枠

　どうしても油でベタベタしてしまうので、フィルターを交換する際はアルミ枠の拭き掃除も必ず一緒に行います。シンプルでデコボコした部分が少ないスターフィルターは、掃除がスムーズでとてもラクでした。並べて見ると違いが分かりやすいです。

　レンジフードの汚れを予防するためのフィルターなので、アルミ枠の掃除もなるべく手間をかけたくないですよね。

フィルターの取り付け方法

　こちらの押さえを使ってフィルターを固定します。取り付け方はどちらも同じでとても簡単です。

　ガラス繊維が入っているので素手ではなくビニール手袋を着用して行います。

　ダスキンではフィルターの交換と設置をお願いすることもできるそうです。自分では動きたくない！という方にはダスキンが向いているかもしれません。

フィルターのサイズ選びが難しそう

「いろんなサイズがあるので、どれを選んだらいいのか分からない」「間違えたらどうしよう」と私も最初は不安でした。スターフィルターのホームページでは換気扇の型番を入れるだけで簡単にサイズを調べることができるので、迷うことなく購入できました。型番が分からない場合でも、今使っている交換フィルターや金属フィルターのサイズを入力するだけで確認できるので安心です。

　スターフィルターと比べると料金が少し高くなってしまいますが、ダスキンでは実際に訪問して計測をしてくれました。

最後に

　実はうっかりしてしまい、しばらく交換を忘れてしまったことがありました。それでもフィルターや周辺がそこまで汚れていませんでした。フィルターがしっかり汚れを吸着してくれていたので、間違いなくスターフィルターの効果は大きいと実感しました。

　交換のタイミングやフィルター装着に不安や面倒を感じる方は、必ず4週間をお知らせしてくれるダスキンがよいかもしれません。ただ一番気になるお値段ですが、スターフィルターのほうが断然お安いです。お値段と交換ペースを考えると、我が家にはスターフィルターが合っていると思うので、このまま使い続けてみようと思います。

　そろそろ年末大掃除のシーズンです。こんなふうにフィルターなどを使って普段から汚れがひどくならないよう工夫をしておくと、忙しい年末を快適に過ごせるかもしれません。

（文＝上野景子／人生を変えるお片付けアドバイザー）