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2023.06.02 19:37
2017.10.26 00:40
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」
海老・イカ・タコ・貝、驚きの健康増進&病気予防効果…コレステロール減少も
その結果、魚介類のコレステロールは意外に少ないこと、比色法ではコレステロールと化学構造のよく似た6種類の別物質(2・4―メチレンコレステロール、β―シトステロール、ブラシカステロール等)を測定していたことを突き止めた。
しかも、こうした魚介類には遊離アミノ酸の「タウリン」(人体内では筋肉、心筋、脾臓、肺、脳、脊髄、肝臓等に分布している)が多く含まれ、次のような薬理効果を発揮することが明らかにされている。
1.肝臓の解毒能を強化する
2.コレステロール系の胆石を溶解する
3.血液中のコレステロールを減少させる
4.強心作用を発揮する
5.不整脈を改善する
6.血圧を正常化させる
7.筋肉疲労を取り去る
8.アルコールの害を防ぐ
9.精力を増強させる
10.インスリンの分泌を促し、糖尿病を予防する
11.視力の回復に役立つ
秋が深まると共に海水の温度も下がってくると、魚介類の身もしまってきて、その味もますます旨くなる。
食欲の秋。海老、カニ、イカ、タコ、貝、牡蠣を酒の肴に、また寿司のネタにして存分に食べ、ますます健康を増進していただきたいものだ。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)
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