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大容量で破格の日用品から家電まで揃い、旅行気分も味わえる!

放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術

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 オリジナルのパン(ディナーロール)は、36個も入って523円。賞味期限内で36個も食べられないと思うが、賢い主婦はこれを「冷凍」して長期保存しながら食べるという。

 アメリカ滞在経験を持ち、現在大田区に住む50代主婦のIさんは、ここ数年、コストコに2~3カ月に1度のペースで通う。

「コストコでよく買うのは、保存が利くモノ。トイレットペーパーやキッチンペーパーは大容量で、一度買うとしばらく買わなくて済みます。また、コーヒーメーカーなどの家電が家電量販店よりも安く売られていることもあるので、侮れません」

「よく買うもの」や「欲しかった高価なモノ」の価格を、コストコでチェックしてみるといい。さらに、Iさんのおすすめは、コストコの「写真プリント」。写真までアメリカンサイズで格安だ。

 20代OLのKさんは、店内のカフェもおすすめだという。

「ホットドッグはピクルス、オニオンなどのせ放題、ドリンク付きで200円。ドリンクは数種類あり、お替わり自由。友達と行くと何時間も楽しめますし、デートにも使えます」

ますますお得なコストコ活用術 

 コストコの唯一のデメリットは、年会費が4200円と割高なこと。また、国内13店舗に限られていること。そこでおすすめしたいのが、次の3つの術だ。

(1)初回は会員の友人と視察に
 カード1枚につき、2名まで同伴可能。年会費を払うのに抵抗がある人は、まずは一度、会員の友達と一緒にコストコへ。ただし、清算はカード会員のみに限られる。

(2)限られたカードを賢く使おう!
 支払いに使えるのは、現金と「コストコマスターカード」と「アメリカン・エキスプレスカード」のみ。マスターカードは年会費無料。

(3)年会費4200円は、退会時に全額返金される!
 期限内に退会すれば、退会時に年会費を全額返金。ただ、退会して1年間は会員になれない。個人会員は年会費4200円だが、法人会員は3600円と600円のお得。

生協は、独身男性にこそおすすめ!?

 一方の生協は、地域によってサービス内容が異なるが、私が利用している「コープとうきょう」の場合、最初に1000円の出資金を支払う(退会時に全額返金)。便利なのは、1回100円台の宅配サービスだ。ほかの大型スーパーでもネットスーパーなど宅配サービスがあるが、5000円以上購入しないと手数料が525円かかるなど割高だ。

 また、生協から毎週届くチラシがおもしろい! ためになるレシピや食育イベントの情報が載っていたり、生協ならではの工夫を凝らした商品が載っている。板橋区に住む30代主婦のSさんも、このチラシを楽しみにしている。

「子どもが2人いてゆっくり買い物にいけないので、生協を活用しています。特に震災後は、安心安全にこだわっている生協の野菜や旬の食材をよく買います」

 生協の食材は、冷凍食品までおいしい。ゆっくり買い物や調理ができない忙しい主婦や単身の会社員にもおすすめだ。

 例えば、週に一度の食材の買い物は生協、2~3カ月に一度の日用品のまとめ買いはコストコなど、会員制スーパーを使い分けるのもいい方法だ。また、生協は2~3人で共同購入すると利用料が安くなり、コストコは1枚のカードで3名入店できる。身近な人と一緒に利用して、大容量品をシェアする人も多い。会員制スーパーを賢く活用して、日々の買い物をさらにお得に楽しもう。
(文=高橋洋子/暮らしのジャーナリスト)

BusinessJournal編集部

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