「ハムスター速報」より
この措置を決定したのは、現在、薬物の違法売買に関する書き込みを放置したとされ、警視庁の捜査対象となっている元管理人の西村博之氏。「2ちゃんねるの運営からは身を引いている」という立場を取ってきた彼が、なぜこのタイミングで、同サイトに依然として影響力があると推測される形で登場したのか。ネット問題に詳しい週刊誌記者が語る。
「2ちゃんねるの運営のなかに、まとめブログのコンサルティングをして、アフィリエイトのキックバックを受けている人物がいるらしいことは、かねてから指摘されてきました。事実関係が明確でなく、名誉毀損になりかねない内容の書き込みを大きく取り上げるなど、違法スレスレの炎上マーケティングを使い、アフィリエイトを中心に月100万円単位の利益を上げているとも言われる人気まとめブログ。現在、警察の”2ちゃんねる包囲網”が広がるなかで”アキレス腱”になりかねない。運営としてはそうしたリスクを排除する方向に向かっていましたが、それでも甘い汁を吸い続ける人間がいるため、運営内部の有志が、発言力のある元管理人の西村氏に『NOを突きつけてくれ』と泣きついたのでしょう」
警察と西村氏の間で何らかの取引があったのではないか……などの憶測も飛び交っているが、”運営内部の勢力争いの結果”という見方ができるようだ。
また、この問題であおりを受けると見られるのが、人気ブログを多数抱えるライブドアなどのブログサービスや、それらのブログに広告配信ネットワークを張り巡らせ、利益を上げてきたアドネットワークサービスだ。まとめブログに詳しいウェブコンサルタントは、次のように今後を予測する。