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モス、新しくなった「モスバーガー」が感動的ウマさ!この秋試してみるべき激ウマ商品5選

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio
モス、新しくなった「モスバーガー」が感動的ウマさ!この秋試してみるべき激ウマ商品5選の画像1
モスバーガーの店舗

 ファストフード店でありながら、時間と手間をかけて美味しいハンバーガーを提供するハンバーガーチェーン店のモスバーガー。1972年に1号店を出店してから、もうすぐ50年がたとうとしている現在(2020年8月末時点)、全国に1270店舗を展開しているが、2020年3月期決算によれば、売上高、営業利益、経常利益ともに前年同期比を上回る結果となっている。

 近年は不調にあえでいる印象だったが、2020年3月期決算は売上高689億8500万円で前年同期比4.1%アップ、営業利益10億6000万円で前年同期比104.9%アップ、経常利益12億3200万円で前年同期比70.1%アップと、かなり持ち直してきている。

 そんなモスバーガーの素材へのこだわりは、ハンバーガーチェーンのなかでは群を抜いている。その象徴ともいえるのが、生産者の名前を紹介したミニ黒板ではないだろうか。この独自の取り組みから、質の良い野菜を提供したいという強い思いが見て取れる。

 さて、同チェーンにはこの秋も魅力的なメニューが目白押しだ。そこで今回、「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が選出した「この秋、買うべきモスバーガーのメニュー5選」を紹介する。

モスバーガー/343円(税別、以下同)

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 初めに紹介するのは、今年7月にリニューアルした定番メニューの「モスバーガー」。ミートソースの具材感をアップさせるために、大小2種にカットした玉ねぎをブレンドさせ、牛と豚のひき肉もこれまでより粗めに挽いているという。

 実食してみると、モスの狙い通り、口に入れた際の食感やスパイシーな味わいは従来の「モスバーガー」よりも増している印象で、ミートソースがさらなる存在感を放っているのがわかる。

 また、リニューアル前よりも具材のバランスが良くなっているように感じる。ミートソースのインパクトが強くなったことで、バンズ、トマト、ミートソース、玉ねぎ、肉といった具材すべての調和が見事に取れ、味も食感も含めて美味しさが際立つ仕上がりになっているのである。

 店の名前を冠する商品だけあって、まさにモスバーガーのブランドネームに恥じないクオリティのハンバーガーといえるだろう。

チリドッグ/325円

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 次も定番メニューの「チリドッグ」。ただのホットドッグと侮ることなかれ。ネットには「高価格な他店舗のチリドッグと比べてもモスのほうがおいしい」といった意見も散見され、目新しさはなくとも愛され続けている商品なのだ。

 実際にその評判通り、定番ながら一度食べたら印象に残るような、味わい深い逸品となっている。口に入れたときに広がる玉ねぎの風味と、口内に確かに残るスパイスが後味の良さも演出している。

 さらに、味付けがしっかりしたチリソースに、噛んだ際に「パリッ」と音の鳴る噛み応えの良いソーセージ、そしてもっちりしていてソフトな食感であるパンの組み合わせが、絶妙なハーモニーを生んでいる。いつもハンバーガーばかり頼んでしまい、意外と「チリドッグ」は食べたことないという人にも、一度試していただきたい完成度である。

海老カツバーガー/362円

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 今年7月に当サイトで掲載した記事『モス、開発に1年半かけた「グリーンバーガー」が絶品!今夏食べないと後悔する商品5選』のなかでも紹介した海老カツバーガー。こちらは千切りキャベツを乗せたプリプリの海老カツの上に、レモンタルタルソースがかけられたバーガーである。

 実食してみると、噛んだ瞬間に海老の風味が口の中いっぱいに満ち渡り、レモンが入ったタルタルソースの酸味がそれを追うように広がってくる。また、そのタルタルソースの酸味がカツの重みをいくらか和らげるので、非常にバランスよくまとまっているのだ。

 カツに包まれている海老は、通常のハンバーガーに挟まれている肉よりも温かい印象。そのカツと海老がキャベツのシャキシャキ感と相まって、「海老カツバーガー」ならではのヤミツキになる食感を生んでいるように感じる。サクサクのカツとプリプリの海老は満足感が高く、“食欲の秋”のビジネスパーソンのランチなどにうってつけだろう。

モスの菜摘(なつみ)ロースカツ/352円

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 続いて紹介するのが「モスの菜摘(なつみ)ロースカツ」。こちらは、バンズの代わりにレタスを使った「モスの菜摘」シリーズからラインナップされている商品で、肉は通常のハンバーガーパティではなく、ロースカツがサンドされている。

 ロースカツの歯ごたえの良さとソースの濃い味付けは、それらを挟んだ爽やかなレタスと見事にマッチ。バンズがないことで失われかねないハンバーガーとしての食べ応えは、ロースカツによって見事に補完されている印象だ。

 瑞々しいレタスは素材の美味しさが際立っており、冒頭で触れたレジ横のミニ黒板に書かれた農家の方の名前を思い出させるほどだ。素材の味を生かした商品づくりに取り組む、モスバーガーのこだわりが存分に発揮された逸品といえるだろう。

モスチキン/250円

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 最後は、定番メニューの「モスチキン」を紹介しよう。価格は大手フライドチキンチェーン店のチキンと同程度だが、味も遜色ないのではないだろうか。それほどのクオリティの高さなのだ。

 揚げたてで提供される「モスチキン」は衣が細かく、アツアツでさくさくとした食感が特徴的。さらに、和風の下味で味付けされた身はとてもジューシーで、風味が香ばしく口内に広がるのである。それでいて、そこまで厚い衣ではないので脂っこさは最小限だ。

 その他のファストフード店やコンビニなどでは、「モスチキン」と比べてもう少し安価なフライドチキンが売られているが、味の質に注目するならば「モスチキン」が頭ひとつ抜けているだろう。

 今回は、モスバーガーのこの秋おすすめの5品を紹介した。取り上げたいずれの商品にも共通して、具材同士の相性を研究しつくした企業努力が感じられた。“食のトータルコーディネート”とでも言うべきか、具材のマッチング感が特に素晴らしい。本記事にて紹介したメニューのなかに気になるものがあれば、ぜひご賞味いただきたい。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※2020年9月中旬時点の情報です。

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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