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物理の大前提が覆る実験結果…水だけで生きる人の体内で、何が起きているのか?

文=水守啓/サイエンスライター
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 本来、質量保存の法則により、試験管の重量は変化しないと考えるのが我々の常識であり、確立された物理法則である。ところが、この実験ではそれを簡単に打ち破ってしまうというのだ。

 実は、さらにこの先がある。芽を出して生長した種子を化学分析してみると、最初の段階では検出されることのなかった複数の元素が芽に含まれていたことが判明し、検出されたミネラルは20~100%増えていたという。もちろん、試験管は完全に密閉されていて、ミネラルを含まない蒸留水が綿に染み込ませてあっただけで、外部からミネラル分が入り込む余地はなかった。

 上記は、20年ほど前に報告され、実際に試した人々のなかから成功者も複数現れたとされるものである。ただし、信頼のおける研究機関が報告したわけではなく、最初の報告者の情報も不明であり、まったく保証できるものではない。いや、むしろ成功してしまえば、大問題となりうる。

 このような結果は、事実上、元素転換をはるかに超えることになる。元素転換とは、必要とする元素を摂取できていない生物が、いわば錬金術的に、体内ですでに満たされている元素を転換して補う現象だが、体重をも増やして生長するとなると、元素転換だけでは追いつかなくなってしまうのだ。もちろん、試験管内の水、酸素、二酸化炭素の量やバランスが限界に達するまでの限られた時間内でのことではあるが――。

 もしこんなことが発生するならば、元素転換の概念のほかに、むしろ試験管を貫通しうるエーテルが存在し、それがなんらかのかたちで栄養分を伝えるという非常識な仮説すら想定せねばならなくなる。とはいえ、これも馬鹿げているようにも思える一方、背後に波動の透過・伝播といった重要な意味が秘められているようで、試験管素材とともに研究に値するのかもしれない。

 植物好きで関心のある方は、試してみてはいかがだろうか。そして、もし成功したら、ぜひ筆者までご連絡頂きたい。
(文=水守啓/サイエンスライター)

【水守 啓(ケイ・ミズモリ)】
「自然との同調」を手掛かりに神秘現象の解明に取り組むナチュラリスト、サイエンスライター、代替科学研究家。 現在は、千葉県房総半島の里山で農作業を通じて自然と触れ合う中、研究・執筆・講演活動等を行っている。著書に『ついに反重力の謎が解けた!』、『底なしの闇の[癌ビジネス]』(ヒカルランド)、『超不都合な科学的真実』、『超不都合な科学的真実 [長寿の秘密/失われた古代文明]編』、『宇宙エネルギーがここに隠されていた』(徳間書店)、 『リバース・スピーチ』(学研プラス)、『聖蛙の使者KEROMIとの対話』(明窓出版)などがある。
ホームページ: http://www.keimizumori.com/

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