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モス、肉・不使用の大豆バーガー、味は“普通に肉のテリヤキバーガー”で驚嘆

取材・文=泥沼蛙/A4studio
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後がけソースは同社のハンバーガー史上初の試みだとか

 新型コロナウイルスの影響で、家で過ごす時間が長くなってきている昨今。デリバリーサービスでついジャンクフードを頼んでしまったり、調理が簡単なカップ麺などで夕食を済ませたりすることが増えたという人もいるだろう。しかし、そんな暮らしを続けていると、そろそろ健康面が気になってくる頃ではないだろうか。

 モスバーガーは9月22日、「グリーンバーガー<テリヤキ>」(税込580円)を発売した。こちらは、2020年3月に発表した「グリーンバーガー」の第2弾にあたる商品で、動物性食材と五葷(ごくん:仏教の思想で避けるべきといわれているネギ、らっきょう、ニラ、にんにく、玉ねぎなどの匂いの強い5種の野菜)を一切使わず、植物由来の原料のみでつくられているという。

 ビーガンの方だけでなく、コロナ禍で健康に対する意識が芽生え始めた方の需要にもマッチしそうな商品なのだが、何より気になるのはそのお味ではないだろうか。そこで今回、いつも好きな食べ物を思う存分食べているコッテリ味好きの筆者が、「グリーンバーガー<テリヤキ>」を実食レビューする。

ソイパティはさっぱりしていて普通に“アリ”な味わい!

 今回は、単品をテイクアウトで注文することに。580円(税込)と、他のハンバーガーチェーンならばセットが買えるくらいのお値段だが、開発に時間がかかっているはずなので、納得はできる。

 この商品について語るべきポイントのひとつが、付属の後がけソースだろう。ソースを容器で提供することで、食べやすさと、時間の経過に影響されない美味しさの実現を目指したそうだ。片手で開けられる別添容器「パキッテ」に入ったテリヤキソースと、グリーンマヨソースももちろん、植物由来の原料のみでつくられている。

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緑色のバンズに驚き

 さて、包み紙を開いてバーガー本体を見てみよう。「グリーンバーガー<テリヤキ>」の姿を見てまず驚いたのが、バンズの色! ほうれん草ピューレが練り込んであることでこの薄緑色になっているそうなのだが、一目見たときのインパクトは抜群だ。

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テリヤキソースをかける前は、青々とした印象……

 バンズをちぎって少し食べてみると、わずかな青臭さと甘みを感じた。また、バター状の豆乳クリームでしっとり感を出したという企業の努力もあって、その食感はもっちりとしている。この手のヘルシーなハンバーガーでバンズがパサパサだとそっけなく感じてしまいそうな気もするので、これくらいのもちもち感があると、食べやすくていいかもしれない。

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肝心のソイパティも食べ応えバッチリ

 続いて、主に大豆由来の植物性たんぱくを用いてつくられたというソイパティはどうだろう。一般的なビーフやポークのパティと見分けがつかない見た目には驚いたが、食べてみてさらにビックリ。さっぱりはしているものの、大豆といわれなければ気づかないレベルの肉感があるのだ。

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