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ワクチンは打つべき?
インフルエンザが流行すると話題になるのが、ワクチン接種の是非です。「まったく意味をなさないばかりか害になる」という意見もあれば、「効果が認められているので打つべき」という人もいます。打つ、打たない、どちらを選択する場合にもリスクはあります。インフルエンザに限らず、人生はリスクとアクシデントとトラブルのオンパレードみたいなものです。ある程度のリスクはつきものと割り切ったほうがいいのかもしれません。
ちなみに筆者は、基本的にはワクチン接種には反対の立場ですが、例外はあると思っています。たとえば海外旅行に場合、行く先によってはワクチン接種をしないほうがリスクが大きいと判断される場合には、打つべきだと思います。
ワクチン接種の是非については、専門家の間でも意見が割れるわけですから、そう簡単に結論が出るとは思えません。要は、個人的な、そして総合的な判断が必要であり、大事なのは、その判断を下すための正確な情報を得られるのかどうかだと考えます。医療機関、または製薬会社からの一方的な情報だけで判断するのは賛成できかねます。収益事業である以上、自らに不利になる情報はできる限り出したくないはずですし、逆に有利と思える情報は積極的に開示するはずだからです。しかし、それを悪と断ずることはできません。
筆者の孫は満一歳を過ぎましたが、これまでのところいかなるワクチン接種もさせておりません。これは、筆者が強要しているわけではなく、娘夫婦が親として2人で考えに考えた末に出した結論なので尊重しています。言うまでもありませんが、この連載の読者の皆さまにも、筆者の考えを強要しようなどとは思ってもいません。
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