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モスバーガー、新商品のマッケンチーズ&コロッケが不評の理由…この春“要注意な商品”5選

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio
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モスバーガーの店舗

モスバーガー」と言えば、1972年に日本で誕生したハンバーガーチェーン。もうすぐ創業50周年を迎える今、国内に1261店舗(2021年2月末時点)を出店する大手チェーンに成長した。

 モスバーガーの運営会社であるモスフードサービスは、2月12日に21年3月期第3四半期決算を発表。それによると、20年4~12月分の売上高は535億9000万円と前年同期比で2.9%の増収となったものの、純利益は2億2700万円と前年同期比63.5%減を記録している。とはいえ、新型コロナウイルス感染症の流行で外食業界自体が大打撃を受けていることを鑑みると、十分に健闘しているとも言えるだろう。

 そんなモスバーガーは、品質やコストパフォーマンスに優れたメニューが数多くラインナップされているのだが、中には購入をオススメできないような商品も存在する。そこで今回、モスバーガーの商品を独自にリサーチし、「この春、買ってはいけないモスバーガーのメニュー」5品を選出した(価格は税別)。

マッケンチーズ&コロッケ/436円

 はじめに紹介するのは、2月10日から期間限定で発売されている「マッケンチーズ&コロッケ」。マッケンチーズとはマカロニとチーズを組み合わせたソースで、アメリカやイギリスといった英語圏の国の家庭料理として親しまれているそう。この商品に使われているマッケンチーズソースは、さらに紀州南高梅や粉末鰹節が隠し味として加えられているようだ。

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 グリーンリーフに大判のコロッケをのせ、さらにその上にミートソース、マッケンチーズソース、粒マスタードを重ねたボリューミーなハンバーガーだが、SNS上の感想を見てみると評価はあまり芳しくない。中には“狙いが何かわからない”、“過去一で期待ハズレ”といった厳しい意見も上がっているほど。

 実食してみたところ、マカロニのボリュームも十分で豪華な盛りつけになってはいるものの、2種のソースと粒マスタードがごちゃ混ぜになっているためか、味の統制が取れていない印象があった。その上、具がてんこ盛りすぎて、食べている途中で手に持った包装紙の奥へと具材が落ちていってしまう。味にも食べ方にも注意が必要な商品と言えるだろう。

ダブルモスチーズバーガー/482円

 次に紹介するのは、「ダブルモスチーズバーガー」。モスバーガーの定番商品であり、ボリューム満点で味も絶品なこの商品をオススメできない理由は、そのカロリーにある。

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 ハンバーガーパティが2枚にチーズ、マヨネーズ、ミートソースと高カロリーの食材がてんこ盛りな「ダブルモスチーズバーガー」のエネルギーはなんと569kcal。身体の活動量にも左右されるが、成人男性が1日に摂取する適切なエネルギー量が2000~3000kcalということを踏まえると、かなり高い数字であることがわかるだろう。これにポテトなどのサイドメニューを合わせたら、適切なエネルギー量を超えかねない。

 モスバーガーでは平均カロリーが200 kcal強の「モスの菜摘」シリーズのようなヘルシーなハンバーガーも多数展開しており、そちらも十分に食べ応えがある。リモートワークの影響で運動不足になり、体重の増加を気にしている方はそちらを注文した方がいいかもしれない。

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